人を見る目がない人

  • 2008/07/20(日) 18:12:51

人を見る目がない人―なぜ人は人を見誤るのか? (セオリーBOOKS)のコメント

評価:A
コメント:今日、一気に読んでしまいました。この本は、めちゃくちゃおすすめです。僕の中では、今年読んだ本のベスト3に入ると思います。しかし、評価がSでないのは何故でしょう。

んー、僕の中ではいい本だけど、人におすすめするとなるとほんの少しだけ躊躇してしまうんです。どういうことかというと、この本はいわゆる心理学の解説本であって、類似の本は結構あるんですよね。なので、僕も一気に読めてしまったのかもしれません。そういうことを考えてしまうと、おすすめするのに戸惑ってしまうわけです。少し、類似の本と重複感があるわけで。。。

僕も過去に心理学の本を読んだことがあります。それでもいい本だと言えるのは次の理由からです。まず、切り口がいい。

いきなり、どうして使えない奴を採用してしまうのか?と切り出す。この本は、人事評価のノウハウ本なのかと勘違いしてしまった。

しかし、この本は心理学の本です。使えない奴を採用してしまう危険性は、若手社員よりもベテラン社員の方が高かったりもするわけです。どうしてかと言うと、人間の脳はケチだからとのこと。つまり、過去のパターンに照らし合わせて、こういうことをする奴はこんなタイプ、っていうことを決めつけるらしいのです。

いやー、読んでいて気持ち悪いくらいに思い当たるふしがいっぱいあるんです。その後、こうやって騙されるんだっていう30のパターンが続いていきます。ここは、過去に心理学の本を読んだ人には新鮮味がないかもしれません。例えば、正面に座った人を敵とみなしてしまう心理など、知っている事項も多かった。

けど、この本の秀逸なところは、その次にある。いわゆるできる人とできない人を比較し、どうしてそういった違いが生じるのか説明してくれているのである。この部分も、最初の使えない奴を採用してしまう心理と同様、恐いくらい思い当たるふしがある。

これからの生活に、間違いなく役に立つ本であろう。

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